僕は一晩中落ち込んでいた。
「死体」ピッカーである武さんの行動を観察するために、僕はあまりバーに来たことないような初心者のふりをしていた。
僕に話掛けてくれた二人の女の子には空気を読めない発言をして帰らせてしまった。
武さんは僕を軽蔑しながらも残念だど悔しそうに言ってた。
夜中の1時45分、僕が眠すぎて地面に倒れそうになったとき武さんはついに行動した。
彼はスピリッツ錠剤を手に持って、酔いきったそばの黒い短いスカートをはいた女の子のところへ歩いた。
メモ
彼はバーテンダーにカクテルを2杯頼み女の子に1杯を渡した。
明かりが暗くてはっきりとは見えなかったが、彼はすでに錠剤をグラスに投げ込んでいたに違いない。
その女の子は武さんと乾杯しながらしゃべっていた。
10分もたたないうちに、女子は眠ってしまったかのようで武さんは彼女を半分抱きしめるようにバーの出口へ向かう。
僕のそばを通りかかった時には僕へウィンクして、がんばれと呟いた。
僕はジンジャーエールを一口飲んで、武さんがバーを出るとすぐ追いかけるつもりだった。
このとき、3人の男が笑いながら僕のそばを通りかかって、今夜白い服と黒いズボンを着たバカな男がいくら払ってくれるか話していた。
白い服と黒いズボンって、武さんのこと?美人局なのか?これは面白くなったな。
僕は急いで立ち上がって3人の男を追いかけた。
彼らはやっぱり武さんを追いかけていた。
武さんが女の子とタクシーに乗った後、彼らは黒いジェッタに乗り込んで尾行した。
幸いなことに、僕も尾行の準備をしていたので東門で待っていたZ君を起こして、彼のM3に乗り黒いジェッタを追う。
世の中には奇妙なことがたくさんある。
例えば「死体」を拾うつもりが美人局に遭ってしまうこと、例えば家族全員警察官であるZ君がどうしても僕についてナイトクローラーを修行したいと思ったこと、
これはまた別の機会に説明しよう。
彼らを追いかけている途中、Z君はずっと質問していたので僕は簡単に彼に説明した。
Z君は興奮しながらマジで?そんなことあり得る?とうるさかったが、幸いなことに2キロも走っていない内に漢庭というホテルに到着して、みんな止まったのだ。