世界的フード・ドリンクメーカーのネスレが展開するコーヒーブランド「ネスプレッソ」の工場で、なんと500㎏を超えるコカインが発見・スイス警察によって押収されたとのことです。
純度80%以上で、金額にすると約5000万スイスフラン、日本円で66億を超える大量のコカイン。
発見されたのはスイス西部の町・ロモンのネスプレッソ工場で、スタッフがブラジルから到着したばかりのコーヒー豆の袋を下ろしていたところ白い物質を発見、警察の分析によりコカインと判明したそうです。
ネスプレッソは声明で「薬物を含むユニットは隔離され、工場の他の製品や製造装置への接触はなかった」と述べています。
中国SNS(微博)でさっそく話題に
那新闻标题,我也差点以为雀巢那么大胆,幸亏看了广场,我谢谢你们呀
ニュースの見出しを見たとき、ネスレ大胆だなと誤解しかけたが、ちゃんと記事を読めてよかった。
我不担心我两块钱的咖啡包能喝到可卡因,我只担心那个报警员工的生命安全,毒贩什么都看得出来…
私が心配してるのは、2ドルのコーヒーパックにコカインが入ってるかどうかじゃなく、警察に通報した従業員の命。麻薬の売人には全てが見えている…。
瑞士#雀巢#工厂被曝查获逾500公斤可卡因,集装箱来自巴西
スイスの#Nestle#工場は、500㎏を超えるコカインを押収する事態にさらされました。コンテナはブラジルから来ました。
吓死我了…………速溶黑咖老顾客了
怖くてしょうがない……私はインスタントのブラックコーヒー常習者
やっぱり中国は薬物関連のニュースには敏感だね(=゚ω゚)
ネスレはスイス発の世界最大の食品・飲料メーカー
ネスレ(Nestlé)はスイスのヴェヴェーに本社を置く世界最大の食品・飲料会社で、ミネラルウォーターやベビーフード、コーヒー、乳製品、アイスクリームなど多くの製品を取り扱っています。
ドイツ語で nestle は「鳥の巣」を意味し、中国語表記は「雀巣」。
母乳で育つことのできない新生児のために、薬剤師のアンリ・ネスレがベビーフードを開発したところから始まった会社です。
(参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%AC)
今回の件でネスレへの風評被害が広がるのではないかと心配する声や、誤解を招く安易な書き方の記事を批判する声が、中国SNS(微博)で見られました。
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